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妊娠前に気をつけるべきこと、やるべきことは?

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生活習慣 - 喫煙、飲酒、運動 など

生活習慣といえば運動、休養、ストレス、飲酒、喫煙など色々ありますが、ここでは喫煙、飲酒、カフェイン、運動の3つについて書いていきます。

喫煙

タバコは妊娠能力低下、早産、死産、流産など様々なリスクとの関連が報告されています。もちろん、妊婦や子の受動喫煙もよくありません。

  • 妊娠能力低下
  • 早産 死産 流産
  • 発育不全 低体重
  • 乳児突然死症候群 など

ある調査によると、喫煙者の低出生体重児になる確率は約2倍という結果もでています。

最近では、加熱式タバコや電子タバコを使う人も増えています。実際、ニコチン以外の有害物質の量は少ないという報告もありますが長期使用による妊婦への影響は明らかになっていないので、こちらも控えた方がいいです。

どうしても禁煙がうまく行かない場合は、禁煙外来を検討してみましょう。

飲酒

こちらもタバコ同様に早産、高血圧、学習障害などのリスク増加が報告されています。少量の飲酒でも影響を与える可能性があるのでなるべく飲まないよう習慣づけましょう

  • 早産 高血圧 癒着胎盤
  • 発育不全 学習障害
  • 胎児性アルコール・スペクトラム障害

カフェイン

カフェインと言えばコーヒーですね。

世界保健機関(WHO)によると1日3~4杯程度は飲んでも良いとされています。その他にイギリスやカナダでは1日2杯程度とされています。

お酒と違って、少量は問題ありませんが、飲み過ぎはよくないようです。

カフェインが多く含まれる飲み物は、

飲み物 カフェイン量(100ml)
玉露 160g
コーヒー 60g
紅茶 30g
烏龍茶 20g
エナジードリンク系 32〜300g

運動

妊娠前に肥満(BMI25.0以上)だと、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群を発症するリスクが高まります。

これらの病気が発症すると、早産や流産、巨大児発育不全など様々な影響がでてきます。

適度な運動を心がけて適正体重(BMI25.0未満)をキープしましょう。

 

食生活 - 葉酸、鉄、水銀 など

食生活を考えるうえで重要なことは「バランスのよい食事」です。バランスのよい食事とは、主食・主菜・副菜がそろっている食事のことです。主食・主菜・副菜がそろったものを1日2食以上食べた場合と、食べていない場合を比較すると食べた場合の方が栄養摂取量が適正になることが報告されています。妊娠前から食事に気をつけ適正体重をキープしていきましょう。

食事を疎かにしているとどういうリスクが発生するのでしょうか?

バランスの悪い食事によって様々なリスクが発生します。先程の生活習慣の話でも出てきた肥満以外に痩せ過ぎや野菜不足も悪影響を与えます。

痩せ (BMI18.5未満) 早産 低体重
肥満 (BMI25.0未満) 妊娠糖尿/高血圧 巨大児
野菜不足(葉酸) 神経管閉鎖障害発症

さらに、葉酸は1日400μgの摂取が必要とされています。しかし実際、30歳未満女性は300μgにも達しておらず、野菜不足が懸念されています。食事で補えない場合は葉酸サプリを飲むことも効果的であると研究で明らかになっています。

葉酸が多く含まれる食品は、

食品名 食品100gあたりの葉酸
からしな 310μg
えだまめ(ゆでる) 260μg
なばな(ゆでる) 240μg
アスパラ(ゆでる) 180μg
玉露(浸出液) 150μg

もう1つ 女性が不足しがちなビタミン・ミネラルの鉄について、妊娠すると胎盤への循環血液量の増加などに伴いさらに多くの鉄が必要になります。こちらも意識して摂取したほうがいいでしょう。

食品名 食品100gあたりの鉄
からしな 310μg
えだまめ(ゆでる) 260μg
なばな(ゆでる) 240μg
アスパラ(ゆでる) 180μg
玉露(浸出液) 150μg

もちろん葉酸と鉄だけ摂取すればいいという訳ではないので、妊娠前から野菜をしっかりとって、ビタミン・ミネラルをとる習慣を身につけることが大切です。

もう1つ水銀について、魚にはタンパク質やカルシウム、DHAなど豊富な栄養が含まれています。魚を全く食べない事で、知能低下や心臓病のリスクが上昇することも報告されています。その一方で、魚に含まれている水銀が胎児に影響を与える可能性も懸念されています。

ただ、胎児への影響も生活に支障があるレベルではないとされています。しかし、一部の魚について水銀濃度の高さが指摘されていて、厚生労働省が「妊婦が注意すべき魚」を発信しているので、念のため頭にいれておきましょう。

摂取量の目安 魚介類
1回約80gとして2ヶ月に1回
(1週間当たり10g程度)
バンドウイルカ
1回約80gとして2週間に1回
(1週間当たり40g程度)
コビレゴンドウ
1回約80gとして週に1回
(1週間当たり80g程度)
キンメダイ、メカジキ、クロマグロ、メバチ エッチュウバイガイ、ツチクジラ、マッコウクジラ
1回約80gとして週に2回
(1週間当たり160g程度)
キダイ、マカジキ、ユメカサゴ、ミナミマグロ ヨシキリザメ、イシイルカ、クロムツ

 

予防接種 - 風しん、その他 など

妊娠前や妊娠中に注意すべき病気や感染症は色々あります。

水疱瘡、HTLV-1、クラミジア、梅毒、風しん、麻しん、HIV、トキソプラズマ、リステリア、サイトメガロウイルスなど。

予防接種ができるもの・できないもの、普段の生活で気をつけるものなど様々ですが、この中で厚生労働省が抗体検査や予防接種をすすめている「風しん」について、

【感染者数】
2013年 : 14,344人  ※ 流行
2020年 : 100人

風しんは2013年に流行しました。妊娠初期で風しんになると、50%以上の確率で先天性風しん症候群になると言われています。赤ちゃんの視力が弱かったり、耳が聞こえにくかったり、発達がゆっくり等の症状です。

妊娠してから風しんにならないためにも妊娠前に抗体検査または予防接種をうけましょう。予防接種後は2ヶ月の避妊期間が必要となります。

男性が感染したら奥さんや他の妊婦さんにうつしてしまう可能性があるので、男性も抗体がない場合は予防接種をうけましょう。男性は予防接種後の避妊期間は必要ありません。

夫婦そろっての抗体検査または予防接種をおすすめします。

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